インターネットFAXか家庭用FAX機か|最新機種ならスマホ連動も

インターネットFAXは電話回線やFAX専用機がない環境でも、PCやスマホがあれば、インターネット経由でFAXの送受信が可能になるクラウドサービスです。
現在では多くの人がスマホを持っていますし、光回線を会社や自宅で利用している人も大多数です。
特に独身の方や学生などは、固定電話を持たずにスマホだけで生活している人も少なくありません。
ですから、インターネット経由でFAXも受信したいというニーズは強くなっており、世界中で利用されています。

インターネットFAXは確かに便利ですが、初期費用こそかからないものが多いですが、月額1000円~1500円程度のコストはかかります。
FAXを頻繁に利用する企業や個人事業主ならともかく、ほとんどFAXを送受信しない個人の家庭ではやや割高な感じもいなめません。
ですから、既に固定電話を利用している家庭においては、むしろ家庭用FAX機を利用した方がいい場合もあります。

この記事では、インターネットFAXに負けない機能を有する家庭用FAX機について詳しく解説いたします。
インターネットFAXか家庭用FAX機のどちらにすべきか判断材料が欲しい方は是非一度ご覧になってください。

 

家庭用FAX機と企業向けFAX機の違い

家庭用に作られたFAX機と企業向けに作られたFAX機では、根本的に仕様が大きく違います。
家庭用のものはベースに留守番電話があり、その付加機能として簡易的なFAX機能が付属するものがほとんどです。
一方、一定レベルの企業であれば、FAX機能を有した大型のコピー機を導入しているところがほとんどです。

インターネットFAXは月額1000円~1500円程度のコストで利用できるため、リーズナブルではありますが、その比較対象が家庭用FAX機か企業向けコピー複合機かによって意味合いがかなり異なってきます。
企業向けのコピー・FAX複合機であれば、最新のものなら本体価格が100万円以上するものもあり、5年リースを組んでも毎月2万円前後の支払いが発生します。
一方で家庭用のFAX機能付き留守番電話なら、子機が1台付いているタイプでも1万円台から見つけることができます。

また、使用頻度についても、企業であればFAXを頻繁に使用する業種であれば、ひっきりなしにFAXが動いているでしょうし、もっと少ない業種であっても1ヵ月に数枚ということはないでしょう。
また、FAXの使用頻度が少なくても、コピー複合機であれば、コピー機としての用途が腐ることはないので、十分元は取れることが多いです。
一方で家庭用のFAXは、かなり使用頻度が少ないでしょう。ひと昔前はまだFAXで様々な連絡を送ることもありましたが、SNSが爆発的に普及した現在では1ヵ月に数枚以下という家庭も多いと思います。

このように、FAXの利用においては、個人と企業では、FAX機の導入や維持にかかる費用や使用頻度において大きな違いがあります。
しかし、各社のインターネットFAXはほとんどが一律価格であり、個人向けと企業向けでダブルスタンダードの価格を用意しているものはあまり見受けられません。

 

家庭向けにはFAX機の方がコスパが良い場合もある

家庭用FAX機はAmazon等で調べてみれば、1万円台前半からハイスペック機でも3万円程度で購入できます。
これらのFAX機は大抵1年保証のものが多いですが、大手メーカー製品のものであれば少なくとも2~3年、丁寧に扱えば5年以上使えるものもあります。
また、家庭用の固定電話やFAX通信の仕様はもう成熟した技術であり、数年後に突如仕様が変わって機種が使えなくなるという心配もありません。

インターネットFAXは初期費用がかからないものの月額で1000円~1500円程度の利用料がかかりますから、5年だと6万円~9万円の支出になります。
そう考えると、インターネットFAXが必ずしもコスパがいいとは言えません。長い目で見るとむしろ高くつくのが実情です。

 

インターネットFAX顔負けのメール転送機能付FAXも登場

企業向けのものに比べると安価だからと言って、家庭用FAX機もバカにしたものではありません。
最新の家庭用FAX機には、無線LANを内蔵し、受信したFAX文書をインターネット経由でご自身のスマホに転送する機能を有しているものもあります。
つまり、家庭内に簡易的なインターネットFAX受信サーバを設置するのと変わらないような高度な機能を有しているのです。
このFAX機はパナソニック製の最上位機種である「KX-PD915DL」です。amazonでは3万円を切る価格で販売されています(2019年2月現在)。

この家庭用FAX機は電話回線やFAX通信を行うモジュラージャックに加え、スマホや無線ルータと通信するための無線LANを内蔵しており、様々なスマホ連動機能を有しています。
主な機能としては
①自宅への通話着信を外出先のスマホや携帯電話に転送できる。
②受信したFAX文書を手持ちのスマホで見ることができる(自宅でも外出先でも)。
③自宅内にいるときはスマホを子機として4台まで登録することができる。
などがあります。
やはり注目すべきは、②の受信したFAX文書を外出先のスマホにメール通知できる機能でしょう。
受信に限られますが、インターネットFAXと同等の機能を家庭用FAX機1台で実現できるのは非常に魅力的です。

 

まとめ

個人の用途でFAXを利用する場合は、利用頻度やトータルコストを考えた上で、インターネットFAXにするか家庭用FAX機にするかを決定した方がよいでしょう。
昨今では3万円も出せば、インターネットFAX顔負けのスマホ連動機能を持った家庭用FAX機を購入することもできます。
企業とは違い、家庭用途では月額1000円~1500円といえどもバカにならない固定経費になります。
営業ツールとして多くの顧客に対して一斉FAX送信をする、などの用途ではインターネットFAXは業務の効率化に大きな役割を果たしますが、個人用途では一斉FAXなんてしないでしょう。
ご自身の予算や利用頻度をよく振り返って、最適なFAX環境を選択することが大切です。

 

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